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インフルエンサーの複数プラットフォーム利用:Instagramクリエイターの8.6%がTikTokかYouTubeを連携(2026年データ)

インフルエンサーはいくつのプラットフォームで活動しているのか。Instagramクリエイター611,122件のうち8.6%が自分のTikTokかYouTubeのアカウントをプロフィールに載せ、YouTubeクリエイターは34%がInstagramかTikTokを載せています。フォロワー帯とカテゴリ別の数字、同じクリエイターのアプリ別フォロワー比較、目視チェックとCSV付き。

自分のプロフィールに別のプラットフォームのアカウントを載せているクリエイターの割合を示す棒グラフ。InstagramからTikTok 3.1%、YouTube 6.1%、どちらか 8.6%。TikTokのプロフィール文にInstagram 2.6%、YouTube 0.3%。YouTubeからInstagram 31.2%、TikTok 13.3%、どちらか 34.0%。

フォロワー1,000人以上のInstagramクリエイターの8.6%が、Instagramのプロフィールに自分のTikTokかYouTubeのアカウントを載せています。Virevのクロールデータの2%サンプルに入ったInstagramクリエイター611,122件と、Virevが集めているすべてのTikTok・YouTubeクリエイターのプロフィールを読み、クリエイター自身が書いた別アカウントへのリンクを数えました。YouTubeクリエイターはずっと多く載せていて、34.0%がInstagramかTikTokを載せています。

リンクは最低限の数字です。2つ目のアカウントを運営していてもリンクしないクリエイターは多くいます。リンクのないInstagramクリエイター30件を手で検索したところ、5件でTikTokかYouTubeのアカウントが見つかりました。Instagramクリエイターの約4人に1人は自分のTikTokかYouTubeのアカウントも持っていると考えられます。30件からの推定なので、約15〜40%の幅で読んでください。

10月28日にOpenAIのモデルに、Instagramのインフルエンサーのうち何%がTikTokも使っているかを聞くと、信頼できる1つの数字はないと答えました。よく引用される数字はアンケートです。Kolsquareの2025年の欧州クリエイター調査では69%が2つ以上のプラットフォームでフォロワー5,000人を超え、CreatorIQの2025-26年の調査ではクリエイターの72%がInstagram、65%がTikTokを使っていますが、重なりの割合は出ていません。この記事はアカウントのデータから重なりを数え、プラットフォームと規模で分けました。CSVは記事の最後にあります。

8.6%

Instagram → TikTok・YouTube

フォロワー1,000人以上のInstagramクリエイター611,122件のうち。

34.0%

YouTube → Instagram・TikTok

登録者1,000人以上のYouTubeクリエイター221,949件のうち。

1.11倍

TikTokとInstagramのフォロワー比

両方でフォロワー1,000人以上のクリエイターの中央値。

InstagramのインフルエンサーのうちTikTok・YouTubeも使う割合

フォロワークリエイターTikTokYouTubeどちらか両方
1K-10K486,6952.7%5.1%7.3%0.43%
10K-100K106,3964.7%9.4%13.1%1.03%
100K-1M16,8835.4%13.7%17.2%1.85%
1M+1,1484.4%13.2%15.5%2.09%
全体611,1223.1%6.1%8.6%0.57%

InstagramクリエイターはTikTokよりYouTubeを約2倍よく載せています。規模が大きいほど割合が上がり、フォロワー1,000〜1万人は7.3%、10万〜100万人は17.2%です。両方を載せているのは全体の0.57%だけです。

ほかに2.9%は、チャンネルを特定できない形でYouTubeに触れています。多くは動画1本へのリンクで、誰のチャンネルかわかりません。これと、プロフィール文にTikTokとだけ書いてアカウントを特定できない0.5%は数えていません。

フォロワー帯別に、ほかの2つのプラットフォームのうち1つ以上を載せているクリエイターの割合。Instagram 7%、13%、17%、16%。TikTokのプロフィール文 2%、4%、6%、7%。YouTube 17%、33%、51%、65%。
TikTokはプロフィール文だけを数えています。VirevのデータにはTikTokのプロフィールリンク欄がありません。

YouTubeクリエイターのうちTikTok・Instagramも使う割合

登録者チャンネルInstagramTikTokどちらか両方
1K-10K74,34414.5%6.2%16.6%4.1%
10K-100K80,11230.2%13.0%33.3%9.9%
100K-1M53,79847.8%20.0%50.9%16.9%
1M+13,69562.5%27.9%65.3%25.1%
全体221,94931.2%13.3%34.0%10.6%

YouTubeはすべてのチャンネルの概要ページにリンク欄を用意していて、クリエイターはそこを使っています。YouTubeクリエイターの31.2%がInstagram、13.3%がTikTokを載せています。登録者100万人以上では65.3%がどちらか、25.1%が両方を載せています。

TikTokのプロフィール文にはほかのアプリがほとんどない

フォロワークリエイターInstagramYouTubeどちらか
1K-10K4,055,0631.9%0.27%2.2%
10K-100K1,198,9973.9%0.48%4.3%
100K-1M352,4115.5%0.59%6.1%
1M+50,3326.6%0.53%7.1%
全体5,656,8032.6%0.34%2.9%

TikTokクリエイターの2.6%が、「IG: name」や「IG: @name」の形でInstagramのアカウント名をプロフィール文に書いています。TikTokはプロフィール文の下にクリックできるリンクを表示できますが、Virevのデータにはこの欄がありません。そのためこの表はプロフィール文だけを数えていて、3つのプラットフォームのうちTikTokを最も少なく数えています。

どのInstagramクリエイターが別のアカウントを載せているか

InstagramカテゴリクリエイターTikTokYouTubeどちらか
Reel creator14,3674.7%24.1%27.2%
Digital creator25,9848.3%14.8%21.1%
Blogger5,0086.8%14.3%19.7%
Musician/band6,1464.2%12.6%15.3%
Public figure3,7605.0%11.3%15.2%
Artist23,3123.8%10.6%13.4%
Personal blog13,6885.6%5.8%10.6%
美容・化粧品・パーソナルケア2,2815.4%5.5%10.3%
Athlete6,9273.4%5.2%8.0%
Health/beauty3,5403.3%4.4%7.3%
Photographer6,6011.9%5.3%7.1%
Entrepreneur7,2242.7%4.7%6.9%
カテゴリなし446,1952.5%4.5%6.6%

Instagramのカテゴリに「Reel creator」か「Digital creator」を選んだクリエイターが最もよく載せていて、それぞれ27.2%と21.1%です。TikTokを載せる割合はDigital creatorが8.3%で最も高くなっています。カテゴリの中では、Entrepreneur、Photographer、Health/beautyが最も少なく載せています。611,122件のうち446,195件はカテゴリを表示しておらず、どのカテゴリよりも少ない6.6%でした。

同じクリエイターのTikTokとInstagramのフォロワー

Instagramのフォロワー帯別に、連携アカウントの組のフォロワー比の中央値を示す棒グラフ(対数軸)。TikTok対Instagram 1.60倍、0.79倍、0.65倍、0.31倍。YouTube対Instagram 12.58倍、3.27倍、1.21倍、0.33倍。
どちらかのプロフィールから連携された組のうち、両方のアカウントがフォロワー1,000人以上のもの。点線は1倍で、両方のアプリのフォロワーが同じところです。
組(1つ目のアカウントの規模)組比の中央値2つ目のアプリが大きい割合
TikTok / Instagram、全体104,1201.11倍52.8%
Instagram 1K-10K48,8801.60倍64.3%
Instagram 10K-100K38,2660.79倍44.6%
Instagram 100K-1M14,7390.65倍39.7%
Instagram 1M+2,2350.31倍26.4%
YouTube / Instagram、全体51,3632.23倍65.7%
YouTube / TikTok、全体16,5221.10倍52.2%

両方のアプリでフォロワー1,000人以上のクリエイターなら、TikTokとInstagramのフォロワー数はほぼ同じです。中央値のクリエイターはInstagramのフォロワー1人あたりTikTokのフォロワーが1.11人で、52.8%はTikTokのほうが大きいアカウントです。YouTubeとTikTokも1.10倍でほぼ同じです。

規模別に分けると法則のように見えますが、一部は見かけ上のものです。Instagramのフォロワーが1,000〜1万人のクリエイターはたいていTikTokのほうが大きく(1.60倍)、100万人以上はたいていTikTokのほうが小さくなります(0.31倍)。片方のアカウントの規模で並べると、そのアプリでたまたま大きいアカウントが上に来るので、もう片方が相対的に小さく見えます。規模別の行はこの組の様子として読み、1.11倍を主な結果としてください。

YouTube対Instagramの2.23倍はYouTube側に傾いています。この組の98%はYouTubeチャンネルのリンクから見つかったもので、大きなチャンネルほどInstagramを多く載せています。登録者100万人以上では62.5%、1万人未満では14.5%なので、組のYouTube側はたいてい大きなチャンネルです。

リンクでどれだけ少なく数えているか

サンプルのInstagramクリエイターで、連携の判定を両側から手で確かめました。

  1. TikTokかYouTubeを載せているクリエイター30件を選び、リンク先のアカウントを開きました。30件のうち28件は同じ人か同じ事業者のアカウントでした。2件は別の人で、親族のYouTubeチャンネルとラップグループのチャンネルでした。
  2. この30件のうち5件は、Instagramのカテゴリがない事業者やメディアでした。薬局、自動車雑誌、IT系スクールなどです。クリエイターの絞り込みでは事業者カテゴリのアカウントだけを外すので、カテゴリのないアカウントは残ります。
  3. リンクのないクリエイター30件を選び、アカウント名に「tiktok」と「youtube」を付けてGoogleで検索しました。5件で本人のTikTokかYouTubeのアカウントが見つかり、1件はYouTube動画へのリンクだけがありました。Googleがインデックスしていない小さなアカウントは検索に出ないので、この確認も少なめに数えています。

まとめると、リンクの15件に1件ほどは別人を指していて、8.6%は2つ目のアカウントを運営するクリエイターの大半を取りこぼしています。リンクのないクリエイター30件のうち5件が2つ目のアカウントを持っているなら、Instagramクリエイターの約24%がTikTokかYouTubeのアカウントも持っています。8.6%に残り91.4%の5/30を足すと23.9%です。30件をもとにした95%の幅は約15〜40%で、検索は小さなアカウントを見落とすので、実際の割合はもっと高いかもしれません。

この結果の使い方

  • クリエイターなら、すべてのプロフィールにほかのアカウントを載せてください。フォロワー1,000人以上のInstagramクリエイターの10人に9人以上は載せておらず、1つのアプリで見つけたブランドはもう1つのアプリでのリーチを見られません。
  • ブランドなら、プロフィールだけでTikTokかYouTubeのアカウントがわかるInstagramクリエイターは約12人に1人と考え、残りは名前で検索してください。
  • クリエイターのアプリ別フォロワーを比べるときに、TikTokのほうが大きいと決めつけないでください。両方でフォロワー1,000人以上のクリエイターでは、どちらが大きいかはほぼ半々です。
  • プラットフォーム、規模、ジャンルでクリエイターを1か所で探すなら、180M+のクリエイターを扱うVirevのクリエイター検索を使ってください。

クリエイターがプロフィールに何を載せているか、YouTubeチャンネルのリンク表まで見るならlink in bio statisticsを参照してください。How many influencers are thereはプラットフォームごとに別々に数えているので、この記事はその合計のうち2つ目のアカウントを運営する割合を示します。同じアカウントがInstagramとTikTokにどれくらいの頻度で投稿しているかはHow often should you postにあります。

調べ方と限界

  • Instagramの数字は、VirevのInstagramアカウントテーブルからPostgresのTABLESAMPLE SYSTEM (2)でテーブルのページを無作為に選んで読んだ2%サンプルです。フォロワー1,000人以上のアカウント1,337,222件、うち公開アカウント1,076,020件です。フォロワー数と投稿日はVirevのClickHouseセンサスから取りました。
  • クリエイターは、フォロワー1,000人以上で、Virevのクローラーが読んだ2026年7月30日〜10月27日の投稿が1件以上あるアカウントです。これで公開Instagramアカウント650,845件が残ります。ここから、Virevがプロフィールを分析したアカウントの多くが事業者であるInstagramカテゴリのアカウント39,723件を外しました。インフルエンサー数の集計と同じルールで、611,122件が残ります。
  • TikTokとYouTubeは、同じ期間に投稿があるフォロワー1,000人以上のVirevセンサスのアカウントすべてです。TikTok 5,656,803件、YouTube 221,949件です。TikTokのプロフィール文は、InstagramかYouTubeに触れているときだけ数えています。
  • 連携は、クリエイター自身のプロフィールにある次のいずれかです。プロフィール文やプロフィールリンクのURL(tiktok.com/@name、youtube.com/@nameや/channel/、instagram.com/name)、TikTokの短縮リンク(vm.tiktok.com)、アプリ名の横に書いた@アカウント名(「TikTok: @name」)、または「TikTok:」の後に@なしで書いたアカウント名のうちVirevが持つアカウントと一致するもの。動画へのリンクとアプリ名だけの記載は数えていません。
  • 目視チェックは、上に書いたとおり、サンプルの連携ありのクリエイター30件と連携なしのクリエイター30件です。
  • フォロワー比は、どちらかのプロフィールから連携された組のうち、両方のアカウントにVirevのデータでフォロワー数があり、1,000人以上の組です。TikTokとYouTubeはサンプルではなく全件なので、ほとんどの組はInstagramのアカウントを書いたTikTok・YouTubeのプロフィールから来ています。Instagramのサンプルだけから見つかった2,464組では、TikTok対Instagramの中央値は2.31倍と高くなります。
  • 2つのアプリで同じアカウント名を使いながら連携していないクリエイターは数えられていません。VirevはTikTokとYouTubeの全アカウントの一部しか集めていないので、アカウント名の一致で数えると大半を見落とし、同じ名前の別人を結び付けるおそれがあります。
  • サンプルはVirevが集めているアカウントで、ブランドが検索するアカウントに寄っています。Instagram、TikTok、YouTube全体からの無作為抽出ではありません。

報道関係者向けデータ

集計表は1つのCSVにまとめました。influencers-on-multiple-platforms-2026.csv。各行に表の名前(by_platform、by_tier、instagram_by_category、follower_ratio)とグループがあり、クリエイター数、各プラットフォーム・どちらか・両方を載せている割合、Virevが持つアカウントで確かめられた連携の割合、比の表では中央値、四分位数、2つ目のアプリが大きい割合が入っています。CC BY 4.0のもとで自由に再利用できます。

引用表記の例: Virev「インフルエンサーの複数プラットフォーム利用:Instagramクリエイターの8.6%がTikTokかYouTubeを連携」2026年11月、https://virev.ai/ja/blog/influencers-on-multiple-platforms

出典

  1. Voices of the Creator Economy 2025 Kolsquare2026/10/28 閲覧
  2. State of Creator Marketing 2025-2026 CreatorIQ2026/10/28 閲覧